
私たちは 千葉県首都圏の自宅葬・寺葬の専門として2024年末にオープンしました。
なぜ自宅葬なのか?なぜ寺葬なのか?
まずは自宅葬についてご案内します。
核家族化や少子高齢化が進み、さらにコロナ禍を経て、家族葬(家族のみの葬儀)や直葬(火葬のみ)が主流になっています。
「昔ながらのお葬式」という文化が自分たちに合っていないと感じる人が増えてきたのかもしれません。
ですが例えば「自分の時は質素でいいからね」と言われていたとしても、今までお世話になったのに本当に質素でいいのかな…親不幸にならないかな…最期だから恩返ししたいんだけどな…
と不安になる方がいらっしゃいます。
そこで提案したいのが「自宅葬」なんです。
贅沢をしなくても、お金をたくさん掛けずとも恩返しはできます。大きい式場でたくさんの人を呼ばなくてもお葬式はできます。
お棺が置けて人が座れる空間があれば、家族だけでの自宅葬は可能です。
「昔ながらのお葬式」のイメージだと自宅葬の方が大変と思うかもしれませんが、下に自宅葬のスケジュール例を紹介してみます。
ご臨終
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安置する場所へ移動 自宅や保冷施設
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葬儀の打ち合わせ
(宗教者を呼ぶ場合はここで連絡します)
葬儀日程が決まったら身近な人へ連絡
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(お部屋の掃除)
故人様の写真や思い出の品を整理
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葬儀日前日に担当者が準備のため訪問、飾り付け
故人様を納棺
(お通夜がある場合は弔問者を迎え入れます)
家族で最後の一夜を過ごす
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葬儀開始
お花や思い出の品を納め故人様と最後のお別れ
霊柩車へ御乗棺し自宅出発
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火葬場にて 荼毘に付します
(精進落としの席)
ご収骨・火葬場出発し帰宅(当日お墓へ納骨する場合は墓所へ移動)
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帰宅後、後飾り祭壇設置
終了
※上記はあくまでも一例です、ご要望によってスケジュールは変わってきます
昔の自宅葬は、近所の組内さんが葬儀の手伝いをしてくれました。
家や庭の片付け、住職の接待、通夜振る舞いの準備、受付係、留守番、葬儀後の片付け、挨拶…
これは地域の皆んなで助け合おうという、お互い様の文化があってこそ、組内さんがいるからこそ出来る葬儀の形式です。
でも家族葬であれば過剰な接待は必要ないですし、故人様とゆっくりお別れをしたいという希望は叶えられるでしょう。
大変そうだなと思うことは私たち葬儀屋がお手伝いします。
思い出のあるお家から出発できる、送れるというのは悲しみを癒す一助になると思います。
質素ではなく、シンプルなお葬式でいいお別れができますように。自宅葬のご紹介でした。